九州地方、各地の豪雨災害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
7月10日午前2時ごろ、業者さんからの電話で目が覚めた。目覚ましにしては早いなあ~と寝ぼけながら携帯を見るといつもお世話になっている業者からの着信音だった。「こんな時間に間違い電話か?まさか天空の森で何かあったのか?」と思いながら電話に出ると、「今、田島本館に来たけど、車が川の水に浸かりそうだから移動した方が良いよ。」との内容だった。
飛び起きて寝起きのまま走って行くとタイヤが隠れるところまで川の水が上がっていて、車は動くかな?と水に入るのをいったん躊躇したが、ずぶずぶと水に入りエンジンをかけると何とか動いてくれた。業者の方の荷物の一部が流されたがトラックは何とか難を逃れた。
それから、あっという間に水かさが増し下の駐車場はプールになった。こうなると、あとは宿泊客への対応だ。車を別の場所に移動して避難所まで行くことを想定する。眠れない夜…
そのうちに雨が止み、夜明けとともに水も引き出してきた。なんだか、白々と明るくなると戦いを終えた感じでホッとした。結果、川沿いの温泉「ねむの湯」は女性の入り口のドアが流されてしまった。毎年、一度は増水して水に浸かるのだが、「今年は空梅雨だね~」なんて、のんきに話したからきっと罰が当たったに違いない。反省しきり。日頃から気を引き締めていないと、大変なことになりますね。